post カテゴリー: 投資, 日経225先物, 資産運用 — 投資入門! @ 12:26 PM — post

「日経225先物」の価格はどのように決まっていくのか簡単に書いてみたいと思います。

日経225先物取引の取引価格は、日経平均株価の値動きにもちろん影響されますが、実際はそれだけではなく、需要と供給の関係(需給関係)で決定されるという側面もあります。むしろこちらの需給関係の方が影響が大きいと言っても過言ではありません。

日経225先物取引の取引価格には「理論価格」と言って、日経平均株価(現物)を基準にしていくつかの要素を加味して算出される先物価格があります。
「いくつかの要素」とは、日経平均株価(現物)、短期金利、配当利回り、満期までの期間のことを指します。これらの要素を利用して、下記のような計算によって、理論価格を算出することが出来ます。

「理論価格}=日経平均株価×{1+(短期金利-配当利回り)×満期までの日数/365} 

計算結果によって算出された理論価格と、日経225先物の取引価格を比較し、(1)「理論価格」が「日経225先物の取引価格」より低い場合は日経225先物の価格が割高、(2)「理論価格」が「日経225先物の取引価格」より高い場合は日経225先物の価格が割安であるといえます。

上記の考え方を利用することによって、日経225先物価格と現物の日経平均株価との「価格差」に注目して利益を出そうとする取引手法があります。これを「裁定取引」と言います。
先ほど価格を比較しましたが、(1)の条件の場合は日経225先物を売建て、日経平均株価を買建てる「買い裁定」、(2)の条件の場合は日経225先物を買建て、日経平均株価を売建てる「売り裁定」と呼びます。
実際には、裁定残(裁定取引に伴う先物建玉数)は「買い裁定」がかなりの割合を占めているようです。

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